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みなみらんぼうのスローライフ
2003年〜2005年まで日経新聞夕刊に大好評
連載された“みなみらんぼうのスローライフ”が
帰ってきました。
ある人はなつかしく、又ある人は新鮮な共感を持って
らんぼうワールドをお楽しみください。
 パリ経由でフランス南部の町、トゥールーズのホテルに入った。
今回はここからカトリックの信者の巡礼の地として知られる、ルルドを観光したあと、ピレネー山脈をトレッキングしながら、
スペインに至るというスケジュールだった。
 トゥールーズは、“ピンクの街”の別称がある。
建物の多くが薄く赤みを帯びているのが多いためだ。
“パリの蕩児”と呼ばれた画家、ロートレック生誕の街でもある。
 さて、ホテルで旅行カバンを開けようとしたが、暗証番号が合わないのかどうか、何度やっても開かない。
ホテルの鍵をすき間に入れて、こじ開けようとしたら、キーの方が折れてしまった。
番号は確かネコの誕生日のはずだ。
日本に電話してカミさんを起こして聞いたが、番号に間違いはなかった。
 幸い、洗面用具などは、デイパックに入れて持ち歩いているからいいし、登山靴はピレネーのどの街でも売っているから、
心配はいらない。
ただ、パンツぐらいは替えたい。
同行の木内國次さんと一緒に夜の街へ出た。
 ショッピングは英語が全く通じない。
驚いたことにパンツが通じない。
アマゾンの裸族の村でアイラブユーが通じなかった時以来のショックである。
パンツ、パンティー、あるいは身ぶり手ぶりでショーツ、アンダーウエアーなど知っている単語を連呼したら、店主は二ヤリとして、
数軒先の店を教えてくれた。
ホッとして出向いて見ると、婦人用下着の店だった。
どうやらその筋の愛好家に間違えられたようだ。
そこでも「メンズパンツショップに行きたい」と英語でいうと、またも別の店を指さす。
そこはスポーツ用品店だった。
ここでも分ってもらえず、時間も遅くなった。
木内さんが「オレ新品のパンツの替えが三枚あるから、一枚あげるよ」という。
なんともシックリしないトホホな夜となった。
 いまいましい旅行カバンはとうとう開かず日本に帰ってきた。
家でドライバーを突っ込んだら桃太郎の桃のようにパックリと開いた。
単純に金具がさび付いていただけだった。
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