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待望のみなみらんぼうの新コーナーです。
不定期ですがお楽しみに!

       
第5回
食欲の秋、キノコの秋
 秋と言えば実りの秋である。実りの秋であるからにして、食欲の秋でもある。数ある食欲増進食物の中でもキノコが格別だ。
キノコ汁があると、お代わりがもう1杯。
キノコ御飯だとお代わりが2杯ということになる。
ただし綺麗なものには刺があり、美味しいものには毒があるので、
キノコ狩りは良く知った人とするのが良い。

 昔、家族でキノコ狩りをしたとき、篭の中にベニテングタケが
1本入っていた。 
長女が絵本の表紙にこの美しいキノコの絵が載っていたので、しめたと思って取ったのである。
むむむ、これを食べたら一家心中になる。

 キノコは「木の子」なのだという。樹木の根に菌根を形成し、魅惑的な形や色のキノコを生み出す。
暗い森の中でひそやかに生み出されるので、どこか不思議な
魅力を持つのかもしれない。

 キノコの王様と言えば、日本ではマツタケにとどめを刺す。
マツタケは主にアカマツの根元に生えるが、ツガやクロマツ、
シラビソなどの根元にも生えるという。
こうしたいわゆる高級キノコを取る人は限られているので、魚釣り
などと同じく「名人」と呼ばれたりする。

 僕の古い知り合いの田中さんが、このマツタケ取り名人である。、びっくりしないで聞いてほしい。
ある年の秋「今年は何本ぐらい取れましたか?」と聞くと「うーん、800本ぐらいかねえ」と、こともなげに答えた。
いやいや嘘八百に引っ掛けたのではない。本当に800本なのだ。
秋に、経営する八ヶ岳の麓の、美濃戸高原ロッヂに泊まりにでも行ってみるといい。
タ飯にマツタケ満載のキノコ料理が出るはずだ。ある年このベテランも驚く大マツタケが取れたという。
何と太さがビール瓶ぐらいあったというからすごい。「大きすぎて冷蔵庫の野菜室に入らなかった」というから
想像を絶するお化けマツタケである。

 知り合いを集めて20人分の土瓶蒸しを作って振る舞ったと
いうが「味はどうでした?」ときくと、田中さんはアメリカ人のように
両手を広げ「スカスカで最低!」と答えた。
うーん、何事も大きければいいというものではないようだ。
ALSOK情報誌 安心生活サポートマガジン「AIways」より
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次回をお楽しみに!