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待望のみなみらんぼうの新コーナーです。
不定期ですがお楽しみに!

       
第4回
やればできる”イキイキ人生”
 結婚した頃は夫婦の話題も豊富だった。子供が生まれると、あまり映画や旅行に行かなくなり、知らないうちに
子ども中心の生活に変わっていった。
あれほど好きだったビートルズなどのLPは、戸棚の奥にしまい込まれ、レコードプレーヤーの上は、オムツ置場になった。
 写真を撮るにも子どもが被写体だし、イベントも恐竜展とか乗物展とか、子どもが興味を示しそうなものばかり選んでいた。
自分より子どもという時代だった。

 カミさんに言わせると「そんなもんよ」とあまり動じない。
「子育てが終れば親の介護、それがすむ前にあなたの介護、
それが終ってようやく自由になった日にゃ、あたしゃお婆さんよ」
 どうやら女性は、結婚してからずっと人の為に生きている、と言いたいらしい。その点男は男社会の中で、勝手きままに生きて来たかに見える。女性よりはずっとましだったろうと。
いやいや、そうでもない。自由勝手に振るまっているのは、
家に帰ったときだけで、社会に出ればお人よしの
ハイハイお父さんなのである。

 ジャズ評論家の寺島靖国さんが怒っていた。同級会に行ったら司会者が冒頭のスピーチで「今日は久し振りなので、孫や病気の話などせずに、楽しい話で盛り上がりましょう」と言ったのだという。
 年寄りから孫と病気の話をとったら、何が残るのだと、寺島さんは憮然としたのである。なる程、これと似た話は若い頃もあった。
「今日は子どもの話は忘れて、楽しいひとときを過しましょう」なんてね。もしかしたらパーティーの司会マニュアルに、こういう例文が
あるのかも知れない。

 ただしやはり同級会で「私俳句を始めたの」という女性や、油絵の個展をやるという男性もいて、彼らは決して子どもや
孫をないがしろにした訳ではない。やればできるのだ。
三井不動産情報誌「COM」より
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次回をお楽しみに!